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【病院薬剤師】病院への転職希望なら必読!求人情報の探し方“7選”

薬剤師としてのキャリアを進める上で大きな決断となる「転職活動」。

初めての転職を検討している方も多くいるのではないでしょうか?

・病院薬剤師の転職活動(or就職活動)をはじめようと思うけど、求人はどこで探せばいいの?
・そもそも薬局の求人は多いけど、病院の求人は少なくて見つかりにくい。
・病院薬剤師の求人に好条件なんて職場あるの?

こんな声を聞くことが多いです。

ですが、病院求人は探し方次第ではたくさんありますし、好条件もあります。

私自身、病院薬剤師の求人情報を集めるのに試行錯誤しましたが、努力の成果もあり、薬剤師3年目に病院⇒病院への転職年収200万円UP、完全週休2日の条件の職場に内定をいただくことができました。

好条件の求人を探し出すためには、まずは情報収集する手段を知ることが必要です。

そこで今回、「病院転職なら必読!求人情報の探し方“7選”」というテーマで紹介していきます。

目次

日本病院薬剤師会HP

ひとつ目は日本病院薬剤師会に掲載されている病院薬剤師の求人情報です。

全国各地にある求人情報を見ることができます。

日本病院薬剤師会 病院薬剤師求人情報

サイト閲覧にあたり登録は不要のため、日本病院薬剤師会の会員でない方でも閲覧できます

薬局薬剤師から転職を考えている方も気軽にアクセスできるので安心ですね。
しかも、検索する際に病床数や雇用形態などの条件選択ができて、使いやすいです。

ただし、掲載求人数は全国で“約150件”とかなり少なくそのうちの3割程度が東京の病院求人でした。

検索の例として都道府県で「東京都」のみを選択した場合の結果をお見せします。(R5.7.18時点)

図のように都道府県別の情報以外にも

  • 市区町村(どの地域の病院か?)
  • 病院種別(一般病院、精神病院、ケアミックスなどの分類)
  • 病床数(病院の規模)
  • 募集形態(随時募集or次年度募集)
  • 雇用形態(正社員、臨時職員、非常勤職員など)
  • 情報の登録日

などが同時に表示されるので、簡単にどんな病院かイメージを持つことができます。

また、右端の詳細リンクもクリックできるため気になる求人情報があれば、簡単に募集要項を確認できます。

情報量と求人検索のやりやすさの2つから、病院への転職を考えている人にとって、必須のサイトです。
転職活動しているときはお気に入り登録をして2日に1回くらいの頻度でチェックしていました。

各都道府県の病院薬剤師会HP

47都道府県の全てではないですが、各地域の病院薬剤師会が求人情報を掲載してくれています。

こちらもひとつ例として、東京都病院薬剤師会HPをお示しします。

東京都病院薬剤師会 求人情報

東京都病院薬剤師会は、先ほどの日本病院薬剤師会のように一覧表での表示ではないため、少し見にくく感じるかもしれません。ただし、どの病院に募集がでているかは確認することができます。

では「都道府県病院薬剤師会HP」と「日本病院薬剤師会HP」どちらのサイトを使ったらいいのと思った方もいるかもしれません。

更新頻度と求人情報数から考えるとどちらかと言えば、「日本病院薬剤師会HP」を使った方がおすすめです。

ただし、2つのサイトで求人情報の掲載日が異なる場合や、掲載されている求人情報が同一でない場合もあることがあります。無料ですので、両方のサイトを確認することをおすすめします。

確認する頻度は、求人情報は毎日更新されるわけではないため、数日に1度の確認で良いと思います。

転職サイト

転職サイトと聞くとが多すぎてどこが良いかわからないと思った方もいるはずです。

私が実際に転職活動で、複数の転職サイトを比較してわかった、 おすすめ”3社” を厳選してご紹介します。

おすすめ①薬キャリAGENT

 調剤薬局 病院(クリニックも含む) ドラッグストア
約42,550件約3,200件約6,220件
2024年3月時点

・調剤薬局+病院求人まで幅広く抑えており、求人数でも業界トップクラス。
・病院薬剤師の求人は業界トップクラス
・登録後の対応がスピーディー。早期の転職を目指す方は特におすすめ
・医療業界で有名なエムスリーが運営しているため、大手の安心感もあり

病院求人数はなんと“4000件以上”

転職サイトの中で病院薬剤師の求人数はトップクラスです。

医療業界で有名なエムスリーが運営しているので、病院転職の情報量も納得です。

登録してからの対応の早さも魅力のひとつで、早めに求人情報を集めたい方や、早めに転職先を決めたい方には特に向いています。もちろん転職の希望時期を伝えれば時間をかけた転職相談の対応も可能です。

薬キャリのおすすめしたい機能をひとつ紹介しますとキーワード登録『(例) 東京 病院 正社員』をして、自動メール設定を行うことで求人情報が簡単にできます。

そうすれば、探す手間なく自動で新着の求人情報をメールで送ってもらえるので仕事と並行しながら負担も軽かったです。

\薬剤師登録者数No.1(登録無料)

おすすめ②ファルマスタッフ

調剤薬局病院(クリニックも含む)ドラッグストア
約42,700件約3,400件約3,800件
2024年3月時点

・求人数はこちらも業界トップクラス。正社員はもちろん派遣求人も充実
・特に調剤薬局の求人が豊富
・20~30代前半の若手転職層の中心とした優良求人も多く、初めての転職に使いやすさあり
・日本調剤グループが運営。転職後の教育サポートにも評判あり

業種としては調剤薬局の求人が特に豊富ですが、病院求人数も“3,200件”と豊富です。

年齢層は20~30代が中心のため、初めての転職で使われやすいです。

転職サイトからの連絡のスピード感は薬キャリほどではないため、転職活動に時間をかけて丁寧に進めていきたい方にも向いていると思います。急ぎの転職であれば、個人的には薬キャリの方をおすすめします。


\20-30代向けの優良求人多数(登録無料)/

病院求人薬剤師会HPとの比較

病院求人薬剤師会HPと転職サイトはどっちがいいの?と思った方へ簡単な比較をご紹介します。

項目求人数登録の有無

転職サイト
数千単位登録せずに使用可能
※ただし、非公開求人を除く
病院求人薬剤師会HP百~数百単位登録せずに使用可能

登録数は転職サイトの方が圧倒的に求人数は多いです。

どちらも登録せずに利用可能はですが、転職サイトの場合は非公開求人が多いため会員登録しないと十分な情報を得られない可能性が高いです。

特に優良求人ほど非公開になっています。

ちなみに、マイナビ薬剤師では非公開求人の割合が“35%”、しかもマイナビが独占している非公開もありました。

私は病院への転職活動を始めるにあたり病院求人薬剤師会HPでは求人情報が不足していたため、「薬キャリ」、「マイナビ薬剤師」いずれの転職サイトにも登録をしてどんな募集があるかを定期的にチェックしていました。

このように求人情報を探す目的はもちろん、初めての転職でどう進めていけばいいか不安がある方にとっては転職のプロからアドバイスが無料で受けられるのもメリットだと思います。

ハローワーク

求人募集がないわけではないですが、病院薬剤師会や転職サイトに比べて圧倒的に求人掲載数が少ないです。

調剤薬局の場合、中小規模の薬局ではハローワークを活用されている場合もありますが、病院薬剤師の求人は期待するほどないのが現状です。

調べる一つの手段として今回紹介しますが、病院薬剤師の求人情報を集める上で、あまり有効な手段だとは思いません。

病院HPの求人情報

一番地道で確実な求人情報を集める方法、それが“病院HPの求人情報”を直接みることです。

数多くの病院が存在するため、個々に確認することは大変ですが最新の求人情報がわかり、募集要項の詳細を知ることができます。 

病院薬剤師会HPや転職サイトから求人情報を確認してすでに行きたい病院を決まっている方や行きたい地域や条件が絞られている方は特に有効な手段です。

私が転職活動時にやっていた”病院HPの求人情報”の活用法のひとつをご紹介します。

  • 求人を探す場所を決める (例) 住まいから通勤30分圏内の場所で求人を探す
  • Googleマップで「住まいから通勤30分圏内の場所」でどこに病院があるか把握
  • 見つけた病院の病床数や機能などの詳細な情報を調べる
  • 興味のある病院HPの求人募集がないか確認(興味のある病院は新規募集がないか定期的に求人情報を確認)

このおかげで自分が住む付近での病院薬剤師の年収相場がいくらで、現在どこに求人が出ているかをある程度把握することができました。

病院毎に直接HPで情報を確認するため、時間と労力を使うため苦労しますが、 転職を成功する上で役立ったと思います。

知人の紹介

自分が希望しているor 興味がある病院に知人が勤めている場合は、ぜひ使いたい手段です。

「募集があるor今後募集する予定があるか」求人情報が事前にわかることがあります。

先行して情報がわかれば、職場見学や面接対策などの準備も進めやすいですね。

また、働き方を含めたリアルな情報を聞くことができるので入社後のイメージも持ちやすい点も大きいです。

母校(大学)のキャリアセンター

意外と思われた方もいるかもしれませんが、大学のキャリアセンターは多くの求人情報を持っています。
無料ですし、信頼できること間違えなしです。

学生時代にお世話になったなど、関係性が良好であれば、卒業後も相談しやすいと思います。
ただし、学生時代に接点をあまり持っていない方にとってはハードルが高いかもしれません。
(私は、接点があまりなかったタイプの人間です…)

私のようにキャリアセンターで求人を探すのは難しい方は、母校で病院とつながりが深い先生に、相談してみるのがひとつの方法です。

仮にキャリアセンターや大学の先生から紹介されて入職した場合は、職場との相性が合わなかったとしても退職しにくくなります。そのため、活用される方はかなり限られてくると思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
思ったよりも求人情報を集める手段があったと思います。

しかも、いずれの情報も“無料”で集めることができます。

特に病院薬剤師会HPと転職サイトの併用は、多くの求人情報を把握できるのでおすすめです。
自分の理想になるべく近い求人に出会えるようにぜひ活用してみてください。

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この記事を書いた人

30代前半の新米パパ薬剤師
手取り月20万もなかった元病院薬剤師が
2度の転職でTotal年収“300万以上UP”
NST専門療法士、外来がん治療認定をはじめ複数の認定専門資格を保有

将来の転職を考える若手薬剤師に
役立つキャリアUP、転職の情報をお届けします

・病院2か所と調剤併設DgSを経験
・Twitterフォロワー数3400以上
・Instagramフォロワー数1360以上
1分図解で楽に学べる医療知識を投稿

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